格安SIMとは?格安SIMを提供するMVNOとは?

eye catching Cheap SIM

大手通信事業者のスマートフォンを利用していて通信費用高くて困っている方。格安SIMを利用したいが、どのように開始したら良いのかわからない方向けに格安SIMとは何かを説明します。

格安SIMは、スマートフォンの通信料金を大幅に安くする事ができます。一方で、複数のデメリットもあります。そういった格安SIMを理解するための記事です。

SIMカードとは?

SIMカードとは、Subscriber Identity Module Cardの事で、3Gや4Gの携帯電話通信で使われる、加入者を特定するための情報が記録されたICカードです。携帯電話の利用者や回線契約がこのSIMカードと直接関連しています。SIMカードをスマートフォンに差し込む事で、スマートフォンが3Gや4Gの携帯電話通信ができるようになります。また、SIMカードには、miniSIM(標準SIM) [25mm×15mm]、microSIM [15mm×15mm]、nanoSIM [12.3mm×8.8mm]など複数のサイズが存在します。

最近のスマートフォンはほとんどが、一番小さいサイズのnanoSIMとなっています。

SIM cared

格安SIMを提供するMVNOとは?

格安SIMを提供するのは、MVNOと言われる仮想移動体通信事業者です。MVNOとは、Mobile Virtual Network Operatorの略称です。NTTドコモ、KDDI(au)、Softbankなどの大手携帯電話事業者(MNO, Mobile Network Operator)から通信回線を借りて、通信料金の安い格安SIMを提供しています。

大手携帯電話事業者(MNO)は自社で基地局などの通信設備を持って、そのネットワークを運用している通信事業者です。一方、MVNOは自社では基地局などの通信設備はほとんど持っていない通信事業者です。そのため、MVNOは月額料金が安い、格安SIMを提供できます。

MVNOの種類

格安SIMの利用者は近年増加しています。大手通信事業者MNOのスマートフォンの通信料金が高い事もあり、値段の安い格安SIMの利用者が増えている傾向にあります。

総務省(日本政府)のまとめた情報によると、MVNOによる携帯電話回線の提供割合は全体の12.2%(2019年6月時点)で、2230万契約あります。

電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表(総務省):https://www.soumu.go.jp/main_content/000660755.pdf

MVNOが提供する格安SIMは日本の場合、NTTドコモ、KDDI(AU)、ソフトバンク等のMNOの通信回線を借りてサービスをしています。以下に有名のMVNOの例を紹介します。

MVNOサービス名提供会社携帯電話無線回線
OCNモバイルONENTT communicationsNTTドコモ
BIGLOBEモバイルBIGLOBENTTドコモ, au
IIJmioインターネットイニシアティブNTTドコモ, au
mineoオプテージNTTドコモ, au, Softbank

まとめ

大手通信事業者のスマートフォンを利用していて通信費用高くて困っている方。格安SIMを利用したいが、どのように開始したら良いのかわからない方向けに格安SIMとは何かを説明しました。

格安SIMは、スマートフォンの通信料金を大幅に安くする事ができます。一方で、複数のデメリットもあります。格安SIMのメリットとデメリットを理解するには以下の記事を参考にして下さい。

コメント