デュアルSIMスマホのはじめかた

デュアルSIMスマホとは、SIMカードが2枚入るスマホです。筆者は実際に、デュアルSIMスマホを3年以上利用しています。デュアルSIMスマホとは何か？デュアルSIMスマホのメリットとデメリットは何かを説明します。また、デュアルSIMスマホで2回線使い分ける例や、便利な使い方を紹介します。

デュアルSIMスマホで格安SIM回線を利用する事で、通信費を大手通信キャリアのスマホより大幅に安く利用する事ができます。それ以外にも、デュアルSIMスマホは便利な使い方ができます。

デュアルSIMスマホとは？
デュアルSIMスマホを使うメリット
デュアルSIMスマホを使うデメリット、注意点
1. 大手通信キャリアのショップのサポートを受ける事ができない
2. ２回線同時に通信できない
デュアルSIMスマホ紹介：モトローラ Moto G6 Plus
２回線利用例
まとめ

デュアルSIMスマホとは？

デュアルSIMスマホは、1台のスマホで２回線（２件の異なる契約の携帯電話通信回線）を使い分ける事ができます。これが最大のメリットです。2020年の現在、日本ではSIMフリーのデュアルSIMスマホ製品の選択肢が沢山あります。

デュアルSIMスマホには、「デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)」、「デュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)」などの種類があります。Amazonなどのインターネットショップで、「DSDSスマホ」「DSDVスマホ」検索する事で具体的な商品を見つける事ができます。

SIMカードとは？格安SIMを提供するMVNOとは？を詳しく知りたい方は以下の記事を参考にして下さい。

デュアルSIMスマホを使うメリット

デュアルSIMスマホの最大のメリットは、２回線を１台のスマホで使い分ける事ができる事です。デュアルSIMスマホは、SIMフリースマホとして日本ではAmazonや楽天などで販売されています。デュアルSIMスマホは大手通信キャリアから購入する事はできません。

デュアルSIMスマホのメリット

1台のスマホで通信回線２回線の使い分けができる
デュアルSIMスマホはSIMフリーのスマホなので、大手通信キャリアの不要なアプリはインストールされていない。

デュアルSIMスマホを使うデメリット、注意点

デュアルSIMスマホを使う時のデメリットや注意点を正しく理解しましょう。

大手通信キャリアのショップのサポートを受ける事ができない

デュアルSIMスマホは、SIMフリーなので自分で回線設定が必要です。SIMフリーのデュアルSIMスマホを大手通信キャリは販売していません。そのため、大手通信キャリアのショップでのサポートを受ける事ができません。（2020年現在）

デュアルSIMスマホは自分で回線の契約しSIMカードを準備し、自分でスマホの設定を行う必要があります。

※スマホの２回線の設定は比較的簡単です。

２回線同時に通信できない

日本で販売されているデュアルSIMスマホは、ほとんどがDSDSもしくはDSDVのスマホです。DSDSもしくはDSDVのスマホ2回線同時待ち受けはできますが、２回線同時通信はできません。

大きな問題では無いですが、利用する時に以下のような場合に制限が発生する事を理解しておきましょう。格安SIMのデータ回線でデータ通信しながら、同時に大手通信キャリアの音声通話回線で音声通話をするといった事ができません。

デュアルSIMスマホは、２回線を同時に待ち受けしているため、一般的なシングルSIMスマホよりバッテリーの減りが速いです。

デュアルSIMスマホ紹介：モトローラ Moto G6 Plus

日本で販売されており、日本でも利用できるデュアルSIMスマホを例として紹介します。モトローラ Moto G6 Plusです。Amazonやモトローラのオンラインストアで購入する事ができる、デュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)のスマホです。価格もお手頃で、スペックも通常の利用に耐えるデュアルSIMスマホです。